アレルギーでも明るく染めたい。ブリーチやハイライトはギャルのためだけじゃない。

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こんにちは。

アリル・ブルー オーナーの本野です。

今年の夏は、ブリーチやダブルカラーがとてもオーダーが多かった印象です。

ファイバープレックスなどのケアブリーチのおかげで従来よりも

ダメージが軽減されたのも一つの要因でしょうかね。

これからの季節は、夏に入れたハイライトを活かして秋色にリニューアルなんていう

オーダーが増えてきそうです。

ところで、ブリーチやハイライトと聞くと、

とても派手な印象をお持ちになる方も多いのではないでしょうか?

実際、単純に色を抜く作業ですから、そのように取られがちですが、

ブリーチパウダーやライトナーを必要に応じて減力して、

優しく脱色した上からカラートリートメントやヘナで色調を整える

なんて使い方もあるんです。

下のの写真のお客様は、細かくハイライト入れてから、

カラーバターのダークシルバーで色調を整えて、ついでに白髪も目立ちにくくしてあります。

ある日突然、ヘアカラーをしたら「かぶれる」ようになった

なんて話はそんなに珍しくないんですよね。

概ね、カラー剤の中にメインで含まれるジアミンという色素に対して

アレルギー反応がおきてしまうのが原因です。

もしこれが起きてしまうと、普通のヘアカラーはもうできないとあきらめてしまうか、

ヘアマニキュアとか皮膚科の先生が扱ってる染毛剤を使って我慢する場合が多いようです。

しかしながら、それらの薬剤はほぼ、髪の色が暗くしか染められないし、

一旦、人工的に黒くしてしまうと、なかなか色のチェンジが難しくなってしまうのです。

美容師さんでも経験値によっては、

アレルギー=染めたらダメ

ってなってしまう人も結構いらっしゃいます。

しかし、諦めたらダメなんです。

アレルギーになったらおしゃれできないなんて、あってはいけない。

最近では、カラートリートメントやカラーシャンプーが

とても豊富なラインナップ揃えているメーカーが多いですし、

ネットでも簡単に手に入ります。

カラシャン、カラトリは塩基性染料やHC染料を使っているので、

ジアミンアレルギーの方でも、安心して使えますね。

ライトナーやブリーチは使い方にもよりますが、

地肌にしみたり、人によっては痛いこともあったりしますが、

配合を変えたり、アルミで包んで地肌につかないようにすれば大丈夫。

とはいえ、ごく稀にブリーチに含まれる「過硫酸」にアレルギーを起こす

ことがあるので、初めての場合はパッチテストをおススメします。